Open NotebookでPDFを読み込めないときの確認項目|形式・容量・処理状態

Open NotebookへPDFを追加できない場合、ファイルそのもの、Open NotebookのAPI、AIモデルの設定を分けて確認します。アップロード画面が止まる問題と、追加後の処理が失敗する問題は原因が異なります。
まず小さなテストPDFを一つ用意し、そのファイルだけで再現するかを確認します。大量ファイルをまとめて再送すると原因が見えにくくなります。
この記事でわかること
- Open NotebookでPDFを読み込めないときの確認項目の具体的な確認手順
- 原因を一つずつ切り分ける方法
- 再発時に残しておく情報
最初のチェックリスト
- ファイルが端末上で正常に開けるか
- 対応形式か、容量が大きすぎないか
- Open Notebookの画面とAPIが動いているか
- 資料の状態が処理中・完了・失敗のどれか
- AIプロバイダーと埋め込みモデルが利用できるか
対応形式と容量を確認する
公式Quick Fixesでは、PDF、DOCX、PPTX、XLSX、MP3、WAV、M4A、MP4、AVI、MOV、URLなどが例示されています。一方、OCRされていない単独画像や100MBを超えるファイルは注意対象です。
大きなPDFは分割し、まず数ページのファイルで試します。画像だけのPDFは文字情報を持たないため、先にOCRして検索可能なPDFへ変換すると扱いやすくなります。
画面とAPIの接続を確認する
公式Quick Fixesでは、APIのヘルス確認としてcurl http://localhost:5055/healthが案内されています。応答がなければdocker compose psとログを確認し、必要に応じてサービスを再起動します。
ブラウザ画面だけが開いていても、背後のAPIが停止していると資料処理は進みません。ポート変更を行った場合は、フロントエンド側の接続先も一致しているか確認します。
処理状態とAI設定を確認する
資料がアップロード済みでも、処理が完了するまで検索やチャットに使えないことがあります。対象資料がReady相当の状態になるまで待ち、失敗表示があればログを確認します。
モデル一覧が空、APIキーが無効、埋め込みモデルが未登録といった状態でも処理が止まります。設定画面で接続テストを行い、モデルを検出・登録してください。
CPU・メモリ・ディスクを確認する
公式のトラブルシューティングでは、Dockerのメモリやディスク空き容量も確認項目として挙げられています。docker statsでCPUとメモリ、OS側で空き容量を確認します。
複数ファイルの同時処理で失敗する場合は、一度に追加する件数を減らします。大きいPDFを扱う前に、小さいファイルで一連の処理が完了することを確認してください。
再アップロード前に確認すること
- 同名ファイルが重複登録されていないか
- 失敗した資料の状態とログを記録したか
- 元ファイルのコピーを保持しているか
- OCR後のPDFが開け、テキスト検索できるか
再起動や再アップロードで直っても、ファイル形式・容量・リソースのどれが原因だったかを一つ記録しておくと再発防止になります。
まとめ
一度に複数の設定を変えず、同じ条件で比較することが解決への近道です。最初の状態、変更した項目、結果を短く記録しておけば、再発時にも無駄な再インストールや買い替えを避けやすくなります。
関連するLEXIAの記事
参考にした公式情報
最後までお読みいただきありがとうございます
この記事が参考になりましたら、ぜひシェアや他の記事もご覧ください。
AI・開発作業を快適にするデスク環境
比較ガイドを見る →購入前に比較しやすいよう、用途別の選び方をまとめています。
AIの関連記事
もっと見る →


新着記事
一覧を見る →

Mac miniでOllamaなどのローカルLLMを運用する際に役立つSSDドック、外付けSSD、UPSの選び方を解説します。
4分
Open NotebookをDockerで起動し、AIプロバイダーを設定して最初のPDFやWebページを資料として追加するまでの流れを解説します。
4分