1. ホーム
  2. /LEXIA BLOG
  3. /Open Notebookの使い方|Dockerで起動して最初の資料を追加するまで
AI

Open Notebookの使い方|Dockerで起動して最初の資料を追加するまで

公開: 2026年8月2日•4分•執筆:齋藤雅人
Dockerで起動したOpen Notebookへ資料を追加するローカルAIノート画面

Open Notebookは、自分で管理する環境へ資料を追加し、AIとのチャット、ノート作成、検索などを行えるオープンソースのAIリサーチツールです。

公式のクイックスタートはDocker Desktopを前提としています。本記事では、コマンドを実行する前に保存場所と暗号化キーを決め、起動後に最初の資料を追加するまでを整理します。

この記事でわかること

  • Open Notebookの使い方の具体的な確認手順
  • 原因を一つずつ切り分ける方法
  • 再発時に残しておく情報

Open Notebookでできること

  • PDF、Webページ、音声、動画、テキストなどを資料として整理する
  • 資料を選んでAIへ質問する
  • 要約やメモを作成する
  • 全文検索とベクトル検索を使い分ける
  • クラウドAIまたはOllamaなどのローカルAIを選ぶ

自分で運用するため、アップデート、バックアップ、AI利用料、アクセス制御も利用者が管理します。

準備するもの

  1. Docker Desktopが動くPC
  2. 設定ファイルを置く専用フォルダ
  3. クラウドAIのAPIキー、またはOllamaなどのローカルAI
  4. テスト用の小さなPDFやWebページ

会社や学校のPCではDockerの利用が制限されている場合があります。管理ポリシーを確認してください。

手順1:Docker Compose設定を用意する

公式リポジトリの最新READMEからdocker-compose.ymlを取得します。古いブログ記事の設定をそのまま使わず、現在の公式ファイルと差分を確認してください。

OPEN_NOTEBOOK_ENCRYPTION_KEYはAPIキーをデータベース内で暗号化するための値です。サンプルのまま使わず、自分用の十分に長い値へ変更し、安全な場所へ保管します。

手順2:サービスを起動する

設定ファイルを置いたフォルダでdocker compose up -dを実行します。公式READMEでは、起動後にhttp://localhost:8502を開く流れが案内されています。

画面が開かない場合はdocker compose psとdocker compose logsを確認します。ポート8502や5055が別のアプリに使われていないかも確認してください。

手順3:AIプロバイダーとモデルを登録する

設定画面でAIプロバイダーの認証情報を追加し、接続テスト、モデル検出、モデル登録の順に進みます。APIキーを記事、スクリーンショット、共有設定ファイルへ書かないでください。

最初は高速で小さいモデルを一つ登録し、資料追加とチャットが動くことを確認します。複数プロバイダーの設定は、基本動作を確認してから追加します。

手順4:最初のノートブックと資料を追加する

用途が分かる名前でノートブックを作成し、小さなPDFまたはWebページを一つ追加します。資料が処理済みの状態になってから、内容に含まれる固有の質問をします。

最初から大量の資料を入れると、失敗したファイルや回答の根拠を追いにくくなります。1件で成功した後、同じ種類の資料を数件ずつ増やしてください。

最初に行うバックアップ確認

Docker Composeでマウントしているデータフォルダと、設定ファイルを確認します。APIキーそのものと、復元に必要な暗号化キーは別の安全な方法で管理してください。

アップデート前にバックアップを作り、テスト用ノートブックで起動確認してから重要な資料を扱うと安全です。

まとめ

一度に複数の設定を変えず、同じ条件で比較することが解決への近道です。最初の状態、変更した項目、結果を短く記録しておけば、再発時にも無駄な再インストールや買い替えを避けやすくなります。

関連するLEXIAの記事

  • NotebookLMのオープンソース代替まとめ
  • Open Notebook向けスキャナーの考え方
  • Ollamaに接続できないときの確認手順

参考にした公式情報

  • Open Notebook公式リポジトリ
  • Open Notebook公式Start Here

最後までお読みいただきありがとうございます

この記事が参考になりましたら、ぜひシェアや他の記事もご覧ください。

シェア

この記事に関連するサービス

PR

記事内容に合う場合だけ掲載しています。リンク経由で購入されると、 運営者に報酬が入ることがあります。

MacでWindowsを使うなら Parallels

Mac上でWindows専用アプリや検証環境を動かしたい方向け。購入前に無料トライアルで動作を確認できます。

公式サイトで確認する→

AI・開発作業を快適にするデスク環境

比較ガイドを見る →

購入前に比較しやすいよう、用途別の選び方をまとめています。

在宅デスク環境 完全ガイド快適な作業環境の作り方を総まとめモニターアームの選び方デスクを広く使う定番アイテムノートPCスタンド姿勢改善と冷却に効く一台スタンディングデスク昇降デスクの比較と選び方

AIの関連記事

もっと見る →
紙資料をAIノート化する手順|スキャン・OCR・保存の実践構成
紙資料をAIノート化する手順|スキャン・OCR・保存の実践構成

紙資料をスキャンし、OCRしてOpen Notebookなどへ取り込むまでの手順を解説。スキャナーとSSDの構成例も紹介します。

3分
非破壊ブックスキャナー3選|本を裁断せずOpen Notebookへ
非破壊ブックスキャナー3選|本を裁断せずOpen Notebookへ

本や冊子を裁断せずにPDF化するオーバーヘッド型スキャナー3候補を比較。曲面補正とOCRの注意点を解説します。

3分
OCR精度を上げる8つの方法|傾き・解像度・文字化けを減らすコツ
OCR精度を上げる8つの方法|傾き・解像度・文字化けを減らすコツ

紙資料をOCRするときの誤認識を減らすために、解像度、傾き、影、コントラスト、言語、原稿状態、確認方法を解説します。

4分

新着記事

一覧を見る →
Open Notebook向けドキュメントスキャナー3選|紙資料をAIノートへ
Open Notebook向けドキュメントスキャナー3選|紙資料をAIノートへ

Open Notebookへ紙資料を取り込むためのスキャナーを、ADF、持ち運び、非破壊の3タイプで比較します。

3分
Open NotebookでPDFを読み込めないときの確認項目|形式・容量・処理状態
Open NotebookでPDFを読み込めないときの確認項目|形式・容量・処理状態

Open NotebookへPDFや資料を追加できない場合に、対応形式、ファイル容量、処理状態、API接続、Dockerリソースを確認する方法を解説します。

4分
Mac miniでローカルLLMを使う周辺機器3選|SSD・ドック・UPS
Mac miniでローカルLLMを使う周辺機器3選|SSD・ドック・UPS

Mac miniでOllamaなどのローカルLLMを運用する際に役立つSSDドック、外付けSSD、UPSの選び方を解説します。

4分
←記事一覧に戻る
LEXIALEXIA textLEXIALEXIA text
制作の相談をする制作実績を見る

LEXIAについて

  • 会社概要
  • 制作工程
  • チーム
  • プライバシーポリシー

サービス

  • サービス一覧
  • WEB制作
  • デザイン制作
  • システム開発
  • 動画制作
  • PC教室

リソース

  • 制作実績
  • 料金プラン
  • LEXIA BLOG
  • お問い合わせ

無料ツール

  • 画像フォーマット変換
  • 画像リサイズ
  • ZIP圧縮・解凍
  • ファイル名一括変更
  • ツール一覧

お問い合わせ

メールlexia0web@gmail.com
電話090-1742-3456
Instagram@lexia_web
LinkedInLEXIA | Saito
フォームで問い合わせる

© 2026 LEXIA