Lobe Chatとは?OpenAI・Claude・Geminiを一括管理できる最強AIフレームワーク

この記事でわかること
本記事は一次情報(公式GitHubリポジトリ・公式ドキュメント)をもとに構成しています。
出典: https://github.com/lobehub/lobe-chat
- Lobe Chatとは何か
- 主な特徴・機能・技術構成
- MCPプラグイン・Artifacts・ナレッジベースの実装概要
- セルフホスト(Vercel/Docker)構成の基本
- 今後の開発動向とビジネス活用の方向性
Lobe Chatとは
Lobe Chatは、複数のAIモデルを切り替えて利用できるオープンソースのチャットアプリケーションフレームワークです。
開発はLobeHubチームによって行われており、Next.jsとTypeScriptで構築されています。
公式READMEより:
“An open-source, extensible AI chat framework supporting OpenAI, Claude, Gemini, DeepSeek, Ollama, and more.”
複数のAIプロバイダを柔軟に扱える設計と、セルフホスト可能な構成が特徴です。
UIはチャット形式で直感的に操作できるよう設計されてます。
↓公式HPが某Gi〇hub Copilot の公式HPに似てる、、、と思うのは僕だけでしょうか。
https://lobehub.com/ja
主な特徴
1. 複数AIプロバイダに対応(マルチLLM)
Lobe Chatは、OpenAI・Claude・Gemini・DeepSeek・Ollama・Qwenなど複数のAIモデルをサポートしています。
これらは環境変数としてAPIキーを設定することで利用できます。
OPENAI_API_KEY=sk-xxxx
ANTHROPIC_API_KEY=sk-xxxx
GEMINI_API_KEY=sk-xxxx
モデルを用途に応じて切り替えられるため、比較検証やプロトタイプ開発にも適しています。
2. MCP(Model Context Protocol)による拡張性

MCPは、AIモデルが外部リソースへ安全にアクセスするための拡張プロトコルです。
Lobe ChatはこのMCPに対応しており、マーケットプレイスからプラグインを追加できます。
- データベースや外部APIとの接続
- 独自プラグインの開発・拡張
- Lobe Chat Plugin SDKによる機能拡張
現時点では、Google DriveやNotionなどの特定SaaSとの公式統合は確認されていませんが、MCPにより接続可能な設計となっています。
3. Artifacts(生成成果物)の保存と再利用
Lobe Chatには、AIが生成したコード・文章・画像などを保存・一覧管理できる「Artifacts」機能があります。
チャット中に生成した内容を再利用できる仕組みで、作業履歴を“生成資産”として整理することができます。
UIの具体的な構成はリリースによって異なりますが、成果物の閲覧・管理が行える点が特徴です。
4. ナレッジベースとRAG対応
Lobe Chatは、RAG(Retrieval-Augmented Generation)に対応しています。
PDF・Markdown・TXTなどの独自文書をアップロードし、それを参照して回答を生成することが可能です。
これにより、社内FAQやマニュアルを活用した独自AIアシスタントを構築できます。
なお、どのベクトル検索エンジンを使用しているかは公式ドキュメント上で明確に示されていないため、利用環境によって構成が異なる可能性があります。
5. セルフホスト構成(Docker/Vercel対応)

Lobe Chatは、VercelおよびDockerによるセルフホスティングが可能です。
公式ドキュメントでは以下のような導入例が紹介されています。
Vercelデプロイ例
git clone https://github.com/lobehub/lobe-chat
cd lobe-chat
vercel deploy
Docker実行例
docker pull lobehub/lobe-chat:latest
docker run -d -p 3000:3000 -e OPENAI_API_KEY=sk-xxxx lobehub/lobe-chat:latest
起動後は http://localhost:3000 にアクセスして利用できます。
詳細はSelf-Hostingガイドを参照してください。
技術構成
カテゴリ | 使用技術 |
|---|---|
フロントエンド | Next.js / React / Tailwind CSS |
バックエンド | Node.js / TypeScript |
認証 | OAuth2 / APIキー |
データベース | Supabase(β版対応) |
デプロイ | Vercel / Docker |
AIモデル連携 | OpenAI / Claude / Gemini / DeepSeek / Ollama / Qwen |
拡張 | MCPプラグイン / RAG検索 / Artifacts保存 |
今後の開発動向(2025年10月時点)
公式のReleasesによると、v1.135.2(2025年10月6日) が最新です。
更新履歴では以下のような改良が確認されています。
- MCPマーケットプレイスの強化
- Realtime APIによる音声入力・ストリーミング応答
- ユーザーエクスペリエンス(UX)の改善
- ナレッジベース関連機能のアップデート
チーム共有やマルチユーザー対応などもIssueや要望として挙がっており、今後の発展が期待されます。
Lobe Chatのビジネス活用事例
- 社内ドキュメント検索AI
- 顧客サポート用チャットボット
- AIライティング・レビュー支援
- コードレビュー自動化
- ナレッジRAGによるプロジェクト支援
LEXIA視点での応用アイデア
- Supabaseと連携した「プロジェクト情報 × 会話UI」構築
- MCPを利用した社内DB・外部APIへの安全アクセス
- Artifacts機能による制作物の履歴・再利用の体系化
関連動画
YouTube:LobeChat: Free Open Source LLM Platform
出典:YouTube公式チャンネル
まとめ
Lobe Chatは、オープンソースの自由度と実運用性を兼ね備えた“自社AIエージェント基盤”といえます。
- 複数AIモデルを統合して利用可能
- MCPによるプラグイン拡張性
- RAGとナレッジベースに対応
- セルフホストによるプライベート運用が可能
AIを業務に活かしたい企業や開発者にとって、有力な選択肢となるフレームワークです。
参考リンク
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