Dyadとは?ローカルでWebアプリを作れる次世代ビルダー徹底解説

この記事でわかること
- Dyadがどんなツールなのか(何ができて、何が他と違うのか)
- フロントエンドだけでなく、バックエンドやデータベースまで作れるのか
- Supabaseとどう連携して、どんなアプリが作れるのか
- Dyadの開発者やプロジェクトの背景
- どんな人に向いているか
最近、「AIでアプリを作れる」という話をよく見かけるようになりました。
でも実際に触ってみると、
- クラウド前提でデータを預けるのが不安
- 無料だと思ったらすぐに課金が必要
- コードが手元に残らない
- Creditすぐになくなって何回も課金しなきゃいけない
…こんなモヤっとを感じた人も多いはずです。
そんな中でじわじわ注目されているのが Dyad(ダイアド) というツールです。
Dyadは一言でいうと、ローカル環境で動く、オープンソースのAIアプリビルダー。
AIとチャットしながら、フロントエンドもバックエンドもまとめて作れてしまう、かなり実用的なツールです。
Dyadって何?ざっくり概要
Dyadは、AIと会話するだけでWebアプリを組み立てられる開発ツールです。
特徴的なのは、
- 完全にローカルで動く
- オープンソース
- 自分のAI APIキーを使う方式(ベンダーロックインなし)
ベンダーロックインなしというのは某v〇やb〇lt、L〇vableの様なシステムの構造に依存しないということです。
もうはっきり言ってしまうと、ベンダーへCreditを払う必要がないんです。API費用だけで良いんです。
クラウド型の「AIでアプリ作れます系サービス」とは違い、
作ったコードは全部自分のPCの中 に残ります。
以下のyoutubeで詳しく解説されています。
開発者は誰?どんな背景で作られた?
Dyadを作っているのは Will Chen(ウィル・チェン) さん。
元Googleのエンジニアで、「クラウドに縛られず、開発者がちゃんと主導権を持てるAI開発環境を作りたい」という考えからDyadを立ち上げています。
Redditでは本人が直接質問に答えるAMA(なんでも聞いてOK)もやっていて、
かなりオープンで距離感の近いプロジェクトです。
開発者本人の発言が確認できる場:
Doing our first-ever AMA this Friday! Join us: https://t.co/drRJZi0Cuu
— Dyad ✨ local, open-source AI app builder (@dyad_sh) December 18, 2025
どんな技術でできている?
Dyad自体はデスクトップアプリで、技術的にはこんな構成です。
- 言語:TypeScript
- UI:React
- 実行環境:Electron(Mac / Windows対応)
- アプリ生成:AI(GPT / Gemini / Claude など)
アプリを作る側(あなたが作るWebアプリ)は、
- React / Next.js
- Supabase(認証・DB・サーバー処理)
といった、わりとモダンで実務向けな構成になります。
バックエンドやデータベースも作れるの?
ここ、かなり気になるポイントだと思います。
結論から言うと、作れます。
Dyadは Supabase と連携できるようになっていて、
- ユーザー認証(ログイン・新規登録)
- データベース(PostgreSQL)
- サーバー側の処理(Edge Functions)
まで、チャットで指示するだけで自動生成できます。(最高)
例えば、
「ログイン機能付きのタスク管理アプリを作って」
と入力すると、
- ログイン画面
- タスク一覧UI
- タスク用のDBテーブル
- ユーザーごとのデータ制御
といった一式がまとめて用意されます。
Supabase連携はどうやって使う?
使い方は意外とシンプルです。
- Dyadの設定画面から「Supabaseを接続」
- ブラウザが開いてSupabaseにログイン
- 使いたいプロジェクトを選択
これだけ。
あとは
- 「このデータを保存したい」
- 「ユーザーごとにデータを分けたい」
といった要望を、普通の日本語で投げるだけです。
裏側では
- テーブル作成
- セキュリティ設定
- API接続
をDyadが勝手にやってくれます。(神)
実際にどんなアプリが作れる?
Dyadで作れるものはかなり幅広いです。
よく作られている例としては、
- Todo・タスク管理アプリ
- チャットボット
- 会員制ブログ
- 簡易SNS
- 社内ツール
など。
コミュニティでは、
- Trello風のボードアプリ
- ポーカーゲーム
といった例も共有されています。
「まず形にしたい」「動くものを早く見たい」
そんな用途にはかなり向いています。
他のAIアプリ生成ツールとの違い
Dyadはよく
- Lovable
- Bolt
- Replit
などと比較されます。
一番の違いは、
- ローカルで完結する
- コードの所有権が100%自分にある
- 無料でもかなり触れる
という点。
「試す → 作る → そのまま本番開発に持っていく」
この流れがやりやすいのがDyadの強みです。
Dyadはどんな人に向いている?
- AIを使ってアプリ開発を体験してみたい人
- バックエンドも含めて素早く形にしたい人
- ノーコードは物足りないけど、フルスクラッチは重い人
- クラウド依存を減らしたい人
逆に、
- 完全な商用プロダクトを即リリースしたい
- 大規模トラフィック前提
といったケースでは、
あくまで「プロトタイプ作成ツール」として割り切った方が良いです。
まとめ
Dyadは、
「AIでアプリを作る」ことを
現実的で、安心できて、ちゃんと使える形 に落とし込んだツールです。
- ローカル
- オープンソース
- バックエンドまで対応
という特徴は、今後さらに価値が高まっていきそうです。
気になった方は、まず公式リポジトリを覗いてみるのがおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございます
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