アップデート

ローカルファーストは良いぞって話

公開: 2025年11月24日更新: 2025年10月25日4分執筆:齋藤雅人

正直、クラウドって最初は革命だと思ってました。
パソコン壊れてもデータ消えないし、どこからでも開けるし。共有楽だし。

でも最近になって、「ちょっと怖いな」と思うことが多いです。


気づいたら全部“預けてる”

便利すぎて仕事のデータも、クライアントの資料も、ぜんぶGoogleドライブとかiCloudに入ってるって人増えてきたんじゃないでしょうか。
もちろん便利なんですけど、「もしこのサービスが急に終わったら?」「テロ組織にデータセンター襲撃されたら?」「GoogleやAppleの技術を上回る悪質な存在がでてきたら?」、、、

「そんなの大企業だから大丈夫っしょ笑」って思いますよね。
でも、僕がこの記事を書いてる今も、あなたが読んでる今も、世界中でサイバー攻撃はずっと起きてます。今あなたのアカウントもスキャン(攻撃の前段階)されてるかも。笑 いやマジで。
技術っていい方向にも進化するけど、悪い方向にも進化します。僕らが当たり前に使ってるネットは軍事利用から使われ始めたのが良い例ですね。オタクや信念の強い人間の本気は、時にお金で動く人間のポテンシャルを凌駕します笑 Syohei Otani!!!

安全だと思って生活していても、いつかは“災害級のイレギュラー”が起きる。
むしろ、起きる前提で考えておくべきです。
日本人って地震とか災害に慣れてるから、その感覚わかる人も多いんじゃないですかね。

つまり、なにが言いたいって——
サイバーリスクが2025年のグローバルな企業リスクのトップになってる今、個人や企業の大事なデータを全部食いかけのリンゴやカラフルなG、半笑いの密林にゆだねてるこの状況、ほんとに安全って言い切れる?って話です。


ローカルファースト”浸透させてこ

最近、「ローカルファースト」って考え方がじわじわ来てます。
簡単に言うと、「自分のパソコンやスマホの中で完結させる」ってこと。

たとえば「Open Notebook」ってツールは、自分のPC上でAIノートを動かせる。
「Yaak」ってツールは、APIテストをクラウドにデータ送らずにできる。
どっちも“ネットにはつながるけど、データは自分で持つ”ってスタイル。
こんな感じでAI、ツール、ソフトはローカルで動かす風潮がかなり今来てます。

これ、昔みたいに「USBで持ち歩く時代」に戻ったって話じゃなくて、
クラウドの便利さを保ったまま、手元で管理できる時代になったってことなんです。


クラウドは悪くない。でも万能でもない。

もちろんクラウドが悪いとは言いません。
チームで共有したり、バックアップ取ったり、めっちゃ助かってます。
でも、「全部クラウドじゃないとダメ」って発想は、もう古くなってきてる気がします。

たとえばちょっと前に、仮想通貨(ビットコインとか)流行りましたよね。
あれって“銀行に預けないデジタル上のお金”なんですよ。
「銀行に預けない?そんなの怖いじゃん」って思うかもだけど、
それは、仮想通貨やウォレットの仕組みが分かってないから怖いんです。
まあその仕組みは別途別の記事で書くとして、、、
仮想通貨ができた理由の一つに、銀行・国・企業に依存しない、“自分で持てるデジタルマネー”が作りたかったってゆー理由があります。

クラウドに依存しない「ローカルファースト」な考え方と、まさに同じ発想にあります。
データもお金も、“信頼する場所”に保管するより“自分で守る手段”を選択できる流れに変わってきてるんです。


“自分のデータを持つ”という当たり前

なんか大げさな話に聞こえるかもしれないけど、
「自分のデータを自分で持つ」って、すごくシンプルで大事なことなんですよね。

仕事の情報も、お客さんの資料も、アイデアノートも、
クラウドに保存したとたんに、企業に任せることになってるっていう。それを踏まえた上で今後はクラウドを利用していくと、この超速デジタル社会を比較的安全に生きてけるのかなって僕は思います。

さ、記事をiCloudに保存っと笑


結論:クラウドは便利。だけど、全任せは怖い。だから大事なデータは他人に任せない。そんな考えからローカルファーストのツールやソフトが増えてるって話でした。

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