コマンドラインでMarkdownを美しく読む:glowの使い方と魅力

この記事でわかること
- glowでできることと基本の使い方
- 他ツールとの違いと導入のメリット
- glowを活用して開発ドキュメントを快適に読む方法
はじめに
コードを書いている途中、
「この関数の使い方どこに書いてあったっけ?」
そう思ってREADMEを開こうとした瞬間、ブラウザの通知が目に入り、気づけば別のタブを見ている。
そんな経験、ありませんか?
glowはそんな“流れを止めないためのツール”です。
結論:Markdownを読むなら glow が最短ルート
Markdownで書かれたREADMEやドキュメントを、ターミナル上でそのまま読みたい。
そんなときに頼りになるのが、Go言語で作られたglowです。
インストールは数秒、操作はたった一行。軽快な表示とGitHub風の整った見た目が、作業効率をぐっと上げてくれます。
glowとは?

glowは、MarkdownファイルをCLI上で美しくレンダリングするツールです。
ローカルのファイルはもちろん、GitHub上のREADME.mdも直接閲覧できます。
Go言語で開発されており、TUI(Text-based User Interface)モードではカーソル操作も可能。
テキストベースの環境でも、まるでブラウザで開いているような心地よさを感じられます。
インストールと使い方
インストール方法
macOSの場合、Homebrewを使えば一瞬です。
brew install glow
基本的な使い方
任意のMarkdownを開くだけ。
glow README.md
これで、GitHubと同じようなスタイルで整形されたドキュメントがターミナルに表示されます。
TUIモード
glow コマンドだけを実行すると、TUIモードが起動します。
ローカル内のMarkdownファイルを一覧表示し、矢印キーで選択して閲覧できます。
glowの便利な使い道
1. GitHubリポジトリのREADMEを読む
ブラウザを開かずに、リポジトリの内容を素早くチェック可能。
開発中のプロジェクトを切り替えるたびにREADMEを読む人にぴったりです。
2. 社内ドキュメント・メモの閲覧
Markdownで書かれた手順書や仕様書を、CLIからすぐ呼び出せます。
ノートアプリを開くよりも速く、軽快です。
3. Markdownブログの下書き確認
WordPressやmicroCMSなどに投稿する前に、CLIで体裁を確認。
テキストの構成や装飾を素早くチェックできます。
glowの強みと他ツール比較
項目 | glow | typora | mdless |
|---|---|---|---|
動作環境 | CLI | GUI | CLI |
見た目 | GitHub風 | カスタマイズ可 | シンプル |
特徴 | 軽量・速い | 編集可能 | 閲覧専用 |
特に軽さと即応性ではglowが突出しています。
typoraのようなエディタ機能はありませんが、閲覧体験に特化しているぶん、立ち上がりが速くストレスがありません。
glowをより便利に使うTips
エイリアス設定
頻繁に使う場合は、以下のように設定しておくと便利です。
alias md='glow'
キーバインド
TUIモードでは、上下キーで移動・Enterで開く操作が可能。
慣れるとブラウザ操作より速い感覚になります。
テーマ変更
glow はいくつかのテーマを備えています。--style=dark のように指定すれば、背景に合わせてスタイルを切り替え可能です。
注意点・デメリット
- glowは閲覧専用で、Markdownの編集機能はありません。
- 一部の日本語フォントが環境によってはずれることがあります。
- カラー表示をサポートしていない古い端末では見づらくなる場合があります。
まとめ
glowは「書く」ツールではなく、「読む」ためのツール。
コードを書く間にREADMEを確認したいとき、ブラウザを開かずにすぐ読めるのが最大の魅力です。
テキスト中心の開発環境を整えたい人にとって、glowは静かながら確かな相棒になるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます
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